アーセナル行きが噂されるスターリング photo/Getty images

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チェルシーで構想外となっている元イングランド代表FWは今夏、ライバルクラブへと移籍するかもしれない。

『The Independent』のミゲル・デラニー氏によると、アーセナルは今夏、チェルシーに所属する元イングランド代表FWラヒーム・スターリングを獲得する可能性があるという。同クラブはスターリングの代理人から売り込みを受けており、獲得を検討しているようだ。

現在29歳のスターリングはリヴァプールの下部組織出身の選手。2012年7月にリヴァプールのトップチームに昇格した同選手は2015年7月にマンチェスター・シティへ移籍すると、公式戦は通算339試合に出場し、131ゴールを記録するなどクラブの多くのタイトル獲得に貢献した。

そんなスターリングは2022年夏に4500万ポンドの移籍金でチェルシーへの完全移籍を決断。チェルシーではここまで通算81試合出場で19ゴール12アシストを記録するなど批判もありながらも活躍。今季も引き続きチェルシーでプレイすることが濃厚と見られていた。

しかしスターリングはエンツォ・マレスカ新監督の下では急遽構想外に。同選手は既に背番号も剥奪されており、今夏ウルヴァーハンプトンから加入したポルトガル代表FWペドロ・ネトに付けていた7を奪われる形となっていた。

そんなスターリングだが、移籍期間終了間際となった現在、アーセナル移籍の可能性が浮上。同氏によると、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督はマンC時代のスターリングのパフォーマンスを非常に気に入っており、獲得には前向きとのこと。移籍実現にはスターリングの高額な給与が障壁になり得るが、同選手はアーセナルに加入するために大幅な減給を受け入れる覚悟ができているようだ。

イングランド代表でも通算82試合に出場し、20ゴールを決めるなど実績は十分のスターリング。チェルシーでの居場所は完全になくなっている同選手だが、果たしてアーセナル移籍は実現するのだろうか。