高まる没入感。サムスンの3Dゲーミングモニター「Odyssey 3D」
Samsung(サムスン)からゲーミングモニターOdysseyシリーズの新モデル「Odyssey 3D」が発表されました。最新ゲームモニターは3Dの時代みたい。
レンチキュラー画像を採用
Odyssey 3Dは、なにがどう3Dなのか?
実はモニターに採用されているのは、レンチキュラーレンズ。左右それぞれの目に若干異なる画を送り、立体感を生み出す仕組みになっています。物が画面の外に飛び出るような、劇場で見る3D映画ほどのインパクトはないものの、画面に奥行きを持たせることで、キャラクターが奥や手前に立体的に移動する感覚は得られるとのこと。
正直ゲームの操作性や体験を劇的に変えるというよりも、ちょっとしたギミックという印象はありますが…。リアルで体験してみたくはなります。
サムスンは以前から3Dディスプレイの開発に力を入れてきました。Odyssey 3Dは、モニターに目線トラッキングのカメラを搭載し、プレイヤーが頭を動かしても奥行き感の再現は問題ないとのこと。
画質は4K、モニターのレスポンスタイムは1ms、リフレッシュレートは165Hz。AMD FreeSyncに対応。DisplayPort 1.4が1つ、HDMIが2つ。
いくらになる?
今年頭のCESでチラ見せされていたOdyssey 3D。ドイツで開催されたゲームの祭典Gamescomに合わせて正式発表されました。
サイズは27インチと37インチの2展開。年内発売予定ですが、発売日はまだ明かされていません。
ちなみに価格もまだ明かされておらず…。高額になることは間違いないのですが、さて、いくらになるのか? そもそもOdysseyシリーズは高額アイテム。3Dというギミックで、一体いくら上乗せしてくるのか。
ちなみにゲームの没入感という点では、3Dスクリーンと湾曲スクリーンではどちらが高いのでしょう? Odyssey 3Dのスクリーンはフラットです。湾曲ならサムスンにもOdyssey G9があります。