Image : Ikea / YouTube

ドローンで効率的に在庫管理。

IKEAは、米国メリーランド州ペリービルの配送センターに自律型AI搭載ドローンを導入すると発表。

同社は、すでに2021年から世界中でドローンの試験運用をしていますが、今回始めての米国での導入となります。従業員の目で確認しつつも、ドローンを倉庫の中で飛ばして在庫管理を行うことで、人員の負担の軽減に取り組みます。

IKEAの倉庫をドローンで在庫管理

IKEAのドローンは、人工知能ベースのアルゴリズムを活用して商品の保管場所を特定し撮影します。さらに、ドローンの飛行タイミングは事前にスケジュールされていて、カスタマイズされた屋内即位システムを利用して、高層部分(レベル3以上)の保管場所をナビゲートします。障害物検知機能も備えていて、ドローンは走行ルートを変更して衝突も回避できます。

ドローンはVerity社製、同社のYoutubeにIKEAのドローンの動画もアップされています。Verity社によると、すでに9カ国73カ所のIKEA店舗で、250機のドローンが稼働しているとのことです。

「ドローンは物流領域におけるプロセスをシンプルにし、在庫管理の精度を向上させます。その結果、より良い顧客体験を実現し、双方にとってウィンウィンを達成できる良い事例となります」と、IKEAのグローバル物流を担当するClaes Lindgren氏はプレスリリースで述べています。

一方荷物配送系ドローンは苦戦

IKEAはドローン活用を拡大している一方、消費者に直接荷物を届けるドローンは縮小傾向にあるかもしれません。例えば米ウォルマートは、金曜日にフェニックス、ソルトレイクシティ、タンパの18カ所の配送ハブを閉鎖し、ドローンの利用も大幅に縮小すると発表しました。ドローンによるパッケージ配達は、ダラス・フォートワースでは引き続き利用できるとのことです。

これにより、ウォルマートのドローンパートナーであるDroneUpの従業員の17%にあたる70人が職を失うことになるそうです。大きな課題としてドローンを使って消費者に届ける配送コストが非常に高いことです。DroneUpのCEOは、現行システムでは1回の配達に約30ドル(約4,400円)かかるそうで、これはなかなか経済合理性が厳しそう。将来的には7ドル(約1,020円)までコストを下げていくことが目標だそうです。

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