「滝川クリステル→犬→進次郎」総裁選“大本命”小泉進次郎が推薦人集めより苦労した「妻の出馬許可」

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9月27日に行われる自民党総裁選で有力候補に躍り出たのが、小泉進次郎元環境相だ。

8月20日、メディアで一斉に

小泉進次郎氏、総裁選出馬へ」

と報じられた。関係者によると、進次郎氏は自民党の中堅議員に

総裁選に出る。長く一緒にやってきたから、ごあいさつだ」

と出馬の意向を伝えたという。

各メディアは“誰が次の総理にふさわしいか”の事前調査を行っている。

トップは石破茂元幹事長だが、2位以下は混戦ムード。ある社の調査では進次郎氏が石破氏の次点につけているという結果も出ている。

進次郎氏は19日に総裁選出馬に意欲を示している斎藤健経済産業相と会食。斎藤氏とは当選同期で関係が深く、総裁選で連携する可能性もある。

「同じく若手の“コバホーク”こと小林鷹之元経済安保担当相はひと足早く出馬宣言した。彼もまた将来有望だが、さすがに自民党総裁はハードルが高い。ただ、進次郎氏とともに自民党の若返りを印象付けることには非常に意味がある」(永田町関係者)

候補者乱立の様相を呈している総裁選が1回目の投票で決まる可能性は低い。進次郎氏陣営は

「決戦投票まで残れば『勝てる』と踏んでいる。地方票に加え、若手議員の多くが進次郎氏支持に回る可能性がある」(同・永田町関係者)

という。

自民党の混迷は元をたどれば、安倍晋三元首相が凶弾に倒れてから始まった。

まるで大きな歯車が抜け落ちたかのように、旧統一教会問題や裏金問題が白日の下に晒された。岸田首相は懸命にもがくも、ついにギブアップ。あれよあれよという間に進次郎氏にお鉢が回ってきた印象だ。

スポーツ紙政治担当記者は

「進次郎氏本人もまさかこんなに早く自分に風が吹くとは思っていなかったのではないか」

と苦笑する。

進次郎氏が有力候補に躍り出た今、妻の滝川クリステルは「ファーストレディー」の本命だ。

進次郎氏とは’19年8月に結婚と妊娠を電撃発表。その後、‘20年1月に男児、‘23年11月に女児を出産した。気になる小泉家の日常はというと……。

「滝クリが完全に進次郎氏を尻に敷いています。子どもができる前は犬の散歩は進次郎氏の日課。家庭内ピラミッドで『滝クリ→飼い犬→進次郎』とネタにされたこともありました。

子どもができると、進次郎氏の“仕事”はさらに増え、子どもを保育園に送るのは彼の役目。子育て優先のため、夜のスケジュールも入れづらく、入れる場合は奥さんの許可が必要だそうです」(進次郎氏を知る人物)

将来の“首相候補”をアゴで使う滝クリ。総裁選に立候補するためには20人の推薦人が必要だが、進次郎氏にとっては推薦人の確保より

「滝クリからOKをもらうほうが大変だったのではないか」(同・進次郎氏を知る人物)

という指摘も。ネット上では早くも

《滝クリの“勝ち感”がすごい》

《進次郎を選んだのは正解》

《いよいよ滝クリも外交デビューか!?》

といった声も聞かれる。

「進次郎氏の後ろ盾は菅義偉元首相。進次郎氏は滝クリとの結婚をいの一番に報告し、家族ぐるみの付き合いがある。菅さんの頭の中には、進次郎氏だけでなく、各国要人とのレセプションで“映える”滝クリの姿もイメージできたのだと思います」(全国紙政治担当記者)

一寸先は闇の政界だけに、投票日までどうなるかわからないが、進次郎氏のみならず滝クリにとってもビッグチャンスであることは間違いなさそうだ――。