マンチェスター・シティへの移籍が浮上した古橋亨梧【写真:徳原隆元】

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名門シティ、セルティック古橋亨梧の獲得検討と海外報道

 スコットランド1部セルティックFW古橋亨梧にイングランド1部マンチェスター・シティ移籍の可能性が浮上。

 スコットランドメディア「Glasgow Times」では去就動向が大々的に報じられ、「マンチェスター・シティの観点から見ると、キョウゴは彼らのトップ2ターゲットの1人」と、去就動向に注目している。

 29歳の古橋は2021年のセルティック加入以降、不動のエースに君臨。2022-23シーズンにはリーグ得点王とMVPを受賞するなど活躍してきたが、昨年に就任したブレンダン・ロジャーズ監督の下では出場時間も得点数も減少し、ライバルFWアダム・イダの台頭により、去就問題にも発展していた。

 そんななか、移籍情報に精通するロマーノ氏は海外メディア「The Athletic」のサム・リー記者らの情報を引用する形でX上にて「マンチェスター・シティは、ウイングのポジションの候補の一人として、セルティックから古橋亨梧の獲得を検討している」と綴り、協議が今週行われたと指摘している。

 古橋のシティ入り急浮上を受け、「Glasgow Times」ではある人物との関係性に注目。現在シティのアシスタントコーチを務め、ヴィッセル神戸時代に監督を務めた経験のあるフアン・マヌエル・リージョ氏と師弟関係にあったことから「キョウゴの移籍に大きく関わるマンチェスター・シティの男」と見出しを打ち、リージョ氏の経歴にも触れられた。

 また海外メディア「The Athletic」の情報を基に、今夏シティからスペイン1部アトレティコ・マドリードへ8200万ポンド(約120億円)で移籍したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの後釜候補としてリストアップされている事実を報道。「キョウゴは彼らのトップ2ターゲットの1人で、2人目の選手はまだ名前が明かされていない」と伝えた。

 古橋は今夏のプレシーズンマッチで、シティ相手にゴールをマーク。そのパフォーマンスがジョゼップ・グアルディオラ監督の目に留まった可能性もあるなかで、プレミアリーグへの電撃移籍は果たして実現するだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)