元衆議院議員安藤裕、「国の借金過去最大」という見解に反論、「騙しのテクニックですよね」

元衆議院議員で税理士の安藤裕氏が、自身のYouTubeチャンネルで動画を公開。「【日本衰退の元凶】毎度おなじみ『国の借金過去最大というウソ』と財務省御用学者土居丈朗」と題した今回の動画では、財務省が発表した「国の借金」についての報道に対し、安藤氏が自身の見解を詳述した。

安藤氏は「消すんですか皆さん。1000兆円のお金を日本から消滅させる必要があるんですか？」と問いかけながら、財務省とマスメディアが流す「国の借金最大」という情報に疑問を投げかける。さらに、「税収で返済する必要のある普通国債が1059兆円あるとかね。嘘じゃないですか」と強い言葉で非難した。

動画内では、経済学者の土居丈朗氏に対しても辛辣なコメントを寄せ、「こうやって危機を煽ってね。何がしたいんですか」と語る一方で、「国債は借り替えでいけるんですよ。国債を返済したらお金が消滅します。お金消滅させる必要はないですよね」と主張。財務省が出したデータを批判しつつ、「日銀が国債を買い取ればしまいやん、この話って」と、日本の経済政策に対する独自の視点を提示した。

また、土居丈朗氏が巨大災害発生後の政府支援について、「大きな災害が起こると政府が民間を支援することになり、その財源を災害直後は増税で賄うわけにはいかず、国債を増発して支援する」と解説したことに触れ、「国債出して国民を救うのは当たり前じゃないですか」と力説した。

動画の締めでは、「慶応の先生もまともになってもらえるように、この歌を広めましょう」と述べるとともに、視聴者に向けて「まともな経済学者が増えるように、みんなで正しい知識を広めましょう」と呼びかけて動画を終えた。