古き良き老舗肉屋の朝仕事に密着

いたばしTIMESの編集長、ちゅうぞう氏が「【上板橋】老舗お肉屋さんのモーニングルーティン【肉のマルサン】」という動画を公開し、上板橋の老舗お肉屋さん「肉のマルサン」を訪れた。動画では、早朝6時半から始まるコロッケの仕込み作業を紹介し、お店の方との対話を通じてその魅力を伝えている。

動画内でちゅうぞう氏は、肉のマルサンのコロッケの種類や調味料の使い方など詳しい過程を観察し、「牛肉は黒毛和牛ですね。その黒毛和牛だけでやってるものが、黒毛和牛メンチです」と説明を受けた。また、肉のマルサン・尾形氏が持つ料理の技術について「めちゃくちゃ腕を鍛えられますね、これ」と感心する場面も見られた。

特に、黒毛和牛メンチを試食した際には「うーん黒毛和牛ですよ。こんなにたっぷり。すごくないですか。和牛の旨味がどっしりしてる」とその豊かな味わいを絶賛した。尾形氏は「街の商店街もそうですけど、この上板橋って土地に根差してやってるってことが一番我々にとっては大事なことなんで」と地域密着の重要性を語った。

「肉のマルサン」は建物の老朽化により2024年夏に移転。この移転について、尾形氏は「正直前提として嬉しいということもありますけど、やっぱりそのノスタルジーというか、この建物が昭和感があるとか、そういうところに関してはやっぱり多くのお客様からいいねっていうご意見をいただいてる」と述べた。

動画の最後には、「商店街の思い出として、今のこの佇まいを動画に残しておきたい。そんな気持ちで撮影させていただきました。移転しても戻ってきてもコロッケの味は変わりません。ぜひ買いに行ってみてください」と締めくくった。上板橋の地域に根ざしたお肉屋さんの魅力が存分に伝わる内容となっている。