クラリネットソナタの父のナダル(昨年9月撮影、ユーザー提供:プークさん)

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 絶好調のナダル産駒から、またまた好素材がデビューだ。米重賞勝ち馬を母に持つクラリネットソナタ(牝2、美浦・田中博康厩舎)が、土曜新潟3Rの2歳新馬(ダ1800m)で初陣Vを狙う。

 クラリネットソナタは父ナダル、母レニーズゴットジップ、母の父City Zipの血統。父は現2歳が初年度産駒となるが、既にJRAで3頭が勝ち上がっている。一方の母は米で重賞2勝の活躍馬。半姉のストリクトコードは3勝を挙げている。

 当初は6月の東京でデビュー予定だったが、体調が整わなかったために回避。放牧を挟み、帰厩後は坂路とWを併用して乗り込まれてきた。今週はダリア賞に出走予定のプリティディーヴァを追いかけて先着だから、ポテンシャルは高い。鞍上には川田将雅騎手を確保。攻め通りに走れれば、あっさりのシーンまでありそうだ。