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(MCU)最新作『&ウルヴァリン』には深い意味が込められている……?監督を務めたショーン・レヴィが本作のテーマを語っている。

本作はタイトルが差し示す通り、世界の危機を救うためにデッドプールとウルヴァリンがタッグを組む物語。“混ぜるな危険”の2人の競演は、プライベートでも仲が良いライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンだからこそ実現したものだが、その必然性はそれだけではない。

米では、デッドプールとウルヴァリンがなぜここまで相性が良いのかと聞かれたレヴィ監督が2つの答えを提示。一つ目はコメディ的な観点から、「不釣り合いな2人のキャラクターを長時間一緒にさせれば、即座にコメディのレシピとなるからです」と回答している。「無理やり一緒にさせられた登場人物たちの対立を見るのは楽しいですよね」。

レヴィは続けて、「もっと深い、よりドラマ的なレベルで言うならば……」としながら、2つ目の回答に移る。「この2人のキャラクターは、後悔やトラウマに取り憑かれているんです」と語り、デッドプールとウルヴァリンの共通点を説明している。

「ウェイドの場合、それは明らかに彼の病気と、生き残るために行ったこと、そしてその決断の後遺症で自分自身についてどう感じているかですよね。ローガンの場合は、数世紀にわたる誇れない行動です。だから2人には、自分たちに取り憑く、より深いレベルの恥と後悔があるんです。」

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ウェイド・ウィルソンは恋人ヴァネッサと共に生きるため、不治の病を克服するべく人体実験に挑み、デッドプールとなった。その後、ヴァネッサを失うと自死を試みるが、彼はもはや死にたくても死ねない身体へとなっており、心に深い傷を負っている。公開前の情報では、禁断の技でせっかく蘇らせたヴァネッサと別れ、仕事でも上手くいっていない状況であることが。またウルヴァリンも長い不死身人生の中で数々の後悔を抱える男だ。本作ではどうやら世界を救えなかった過去があるようで、では激しく後悔した様子もうかがえる。『デッドプール&ウルヴァリン』では、内容こそ違えど苦境を乗り越えようとする2人の姿が描かれることになるのだろう。

映画『デッドプール&ウルヴァリン』は公開中。

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