JR四国の人気車両が勢ぞろいする「ソダテツ」のキービジュアル(画像:JR西日本コミュニケーションズ)

乗り鉄、撮り鉄、模型鉄と広がり続ける鉄道の楽しみ方。最近、すそ野を広げるのが「ゲーム鉄」で、鉄道ファン、ゲーマーの双方に愛好家を増やす。

そんなトレンドに乗るのが、JR西日本グループのゲームアプリ「SODATETSU(ソダテツ)」。2023年冬からのJR西日本版に続き、2024年7月からJR四国の車両が仲間入りした。

ゲームは、JR西日本コミュニケーションズ(Jコミ)とJR西日本イノベーションズのJR西日本グループが2社が企画、京都市に本社を置くジェイコンテンツが開発・運営する。

ゲームのジャンルは「育成型」。プレーヤーは「ソダテスト」になって、自分だけのミニチュアの鉄道・ソダテツで、さまざまな鉄道コンテストに挑戦。ランキング上位を目指す。

JR西日本とJR四国はJR瀬戸大橋線で相互直通運転するが、これをゲームの世界に拡大。新しく加わったのはJR四国の特急「しおかぜ」や、瀬戸大橋線快速「マリンライナー」など。これまでのJR西日本の車両とあわせて、車両は250種類以上に広がった。

Jコミなどは、車種拡大を記念した期間限定の「駅電」イベントを開催。チーム形式による対戦型で、リレー形式で他のユーザーとタイムを競い、ポイント特典で特典車両をゲット。特典車両は、JR四国の海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」だ。

さらに、スマートフォンのGPS機能を使ったデジタルスタンプラリーも企画する。特典アイテムはゲームで使えるJR四国の2000系特急「南風」で、対象駅は岡山、多度津、琴平、阿波池田、土佐山田、高知の6駅。

記事:上里夏生