パリ五輪、バスケットボール男子米国代表のレブロン・ジェームズ(2024年7月15日撮影、資料写真)。(c)Giuseppe CACACE/ AFP

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【AFP=時事】パリ五輪、バスケットボール男子の米国代表は20日、英ロンドンで南スーダンとの国際親善試合に臨み、危うく金星を許しかけたが101-100で勝利を収めた。

 米国では、米プロバスケットボール(NBA)の歴代最多スコアラーである39歳のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が試合最多の25点を挙げ、残り8秒でドライブからの逆転レイアップを決めた。

 南スーダンは58-44で試合を折り返すと、終盤には8-0のランを記録。NBAのシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)でここ3シーズンプレーするJT・ソー(J.T. Thor)が残り20秒で3ポイントを決めて100-99と逆転し、史上最大級の金星に迫ったが、米国はジェームズがチームを救った。

 米国代表を率いるスティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)は「終わり方はわれわれにとってよかった。パリでの戦いがどうなるのかという感触をつかむことができた」と話し、「いい経験だった。相手にとって、われわれとの試合は人生最大の経験で、どのチームもそういうプレーをしてくるということを思い出すいい機会になった」と続けた。

 米国はパリ五輪のグループステージで南スーダンと同じ組に入っており、31日に再び顔を合わせる。

【翻訳編集】AFPBB News

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