「新宿野戦病院」美容皮膚科医・享がホスト体験入店でノリノリ 仲野太賀のギャップに反響
宮藤官九郎が脚本を手掛けるフジテレビ水10枠新ドラマ「新宿野戦病院」（毎週水曜22時〜22時54分）の第3話が17日に放送され、小池栄子とダブル主演を務める仲野太賀がノリノリのコメディー演技を披露、SNSでも称賛の声があがった。（ネタバレあり。以下、第3話までの展開に触れています）
本作は、新宿・歌舞伎町に建つ「聖まごころ病院」を舞台に、アメリカ国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマン（小池）が、チャラい美容皮膚科医の高峰享（仲野）ら個性豊かな仲間たちと共に、さまざまな背景を持つ“ワケあり”患者たちの命と向き合いながら、歌舞伎町の闇を明るく照らし出す医療エンターテインメント。
第3話では、日曜休診、月曜は救急のみの対応となった聖まごころ病院で、院長・高峰啓介（柄本明）の弟で不動産コンサルタントの高峰啓三（生瀬勝久）が、息子の享と共に、月曜限定でビューティークリニックを開業する。クリニックを訪れた謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナ（余貴美子）の呟きをきっかけに予約が殺到。病院前に長蛇の列が出来るほどの人気となるが、啓三が高額な美容機器を購入したことがきっかけで、啓介と喧嘩に発展してしまう……という展開が描かれた。
クリニックの宣伝活動に大金をつぎ込んだ啓三は、箔をつけるために享をホストクラブに体験入店させ、デカデカと享を印刷した宣伝トラックまで走らせる気合の入れよう。ホストクラブでノリノリで踊り、「現役ホストDrが、お前を日本一のキャバ嬢にしてやろうか！」と印刷された、どこかで見たような広告トラックでばっちりポーズを決める仲野の姿に、Xでは視聴者から「ホストのくだり爆笑」「トラック走ってるww」などの声があがった。
さらに、イ・オンナと夜の歌舞伎町を歩いていた享は、ホテルに誘われ“枕営業”一歩手前という状況に。そんな場面を、憧れのNPO法人「Not Alone」新宿エリア代表・南舞（橋本愛）に発見されてしまい「違う！ 違う！ 違う！」と否定するも「高峰さんがどういう人か、よくわかりました」と蔑まれてしまいショック顔。これには視聴者も「違うの連呼面白すぎるw」と反応。また仲野といえば、放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で主人公・寅子（伊藤沙莉）の夫・優三役で見せた視聴者の涙を誘う名演も反響を呼んだだけに、そのギャップに「今朝、優三さんの回想で号泣した私を返せ…」「優三さんチャラチャラしてる場合ではないってwww」などの声も寄せられている。（西村重人）
