ロッテ・佐々木

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 ロッテの吉井理人監督(59)が11日、6月13日に右上肢のコンディション不良で今季2度目の離脱となった佐々木朗希投手(22)の現状について、既に本格的なピッチングを再開していることを明かした。ただ、1軍での復帰登板の予定は「まだ決めていない。2軍で行けるとなってから決めようと思っている」とした。

 佐々木は5月24日のソフトバンク戦で4勝目を挙げた後、28日に上半身の疲労回復が遅れていたため抹消。6月8日の広島戦で復帰し、6回1失点の好投で5勝目を挙げたが、右上肢のコンディション不良のため、またしても戦列を外れた。

 この日は、ロッテ浦和球場での2軍全体練習に姿を現したが、練習には参加せず、別メニューで調整。屋外での全体のキャッチボールには加わらなかったが、室内練習場では行った。

 大隣2軍投手コーチは「まあ、順調にきている部分はある。見守りながら。こちらとしては、それしかやれることがないので、状態を見ていければ」と説明。“令和の怪物”の完全復活までは、もう少し時間がかかりそうだ。