ドル買い優勢 トランプ氏再選ならインフレ加速との見方 ドル円161.60円台まで

ドル買い優勢。トランプ氏が大統領に返り咲いた場合、減税や法人税率引き下げ、対中関税などを受け、米インフレが再加速するとの見方が広がっている。米大統領選は11月だが、マーケットはすでにトランプ氏復活を織り込んでいるもよう。

ドル円は161.64円付近まで上昇。円安加速を受け日銀が7月にも追加利上げに踏み切るとの見方が広まっているものの、せいぜい0.25%への引き上げでは日米金利差はほとんど縮まらないため、金利差を意識したドル買い・円売りは続く可能性。