【独自】警報機が鳴り響く中…“緊迫の救出劇” 踏切内で倒れた女性を市民が救助 京都市伏見区

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23日、京都市のJR稲荷駅付近で撮影されたバイクのドライブレコーダーが、緊迫の救出劇を捉えていた。

踏切内で倒れた女性を救助

京都市・伏見区のJR稲荷駅付近で23日午後8時過ぎに撮影されたバイクのドライブレコーダー映像。

撮影者の目の前には遮断機が下りた踏切があり、よく見ると高齢の女性が倒れている。辺りには警報器の音が鳴り響き、電車が迫っていることが分かる。

踏切内に倒れていた女性は、意識を失っているのか、立ち上がることができないようだ。異変に気がついたバイクの男性は、非常停止ボタンを押し、電車の乗務員に知らせようと右手を挙げていた。その間に遮断機をまたぎ、1人が倒れた女性に駆け寄った。先ほどのバイクの男性も駆けつけ、2人は救助活動を行った。

JRの職員の助けもあって、無事に遮断機の外へと女性を運び出した。

2人の勇気ある行動に、撮影者は「ちょっと自分はもう足がすくみました。すぐにパッと非常ボタンを押して」と話す。

その後、警察が女性を保護すると、意識も回復し、目立った外傷はなかったという。
(「イット!」 6月24日放送より)