「バラダン」9月で終了の理由 関係者「お金が…と聞いた」ブレークタレント多数輩出「残念」の声
![スポニチ](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/2/b2f73_929_c07fb47a_376a920b-m.jpg)
TOKYO MXの情報番組「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)が9月末で終了することを受け、芸能界では惜しむ声が上がっている。スポニチアネックスの取材に番組関係者は「1カ月ほど前には出演者側に終了が知らされた。皆さんショックを受けていた」と明かす。
再ブレーク前の梅沢富美男(73)、ブレーク前の橋本マナミ(39)らを番組開始当初からレギュラーに起用。このことでテレビ関係者の間では「目利きがいる番組」と呼ばれていた。
関係者は「ローカル局という立場をいい意味で生かし、個性的なキャストをコメンテーターに据えて“尖がった”発言もよしとする自由度の高さがあり、タレントさんたちものびのびとできる雰囲気がある。梅沢さん、橋本さんは忙しくなってからも恩義を感じて出演し続けているし、愛着を感じているタレントは多いようです。番組終了について“さびしい”“残念”という声をよく聞きます」と話している。
テレビ関係者は「番組終了を告げられた関係者の多くがその理由を“お金が…”と聞いたと話しています。制作費を見直す中で、平日5日間の生放送で出演者へギャラが発生することもネックになったと思います。また、同局は今年4月に常務が接待交際費約3500万円を不正経理を指摘され辞任届を提出した問題を公表しており、現在の番組運営自体は不正ではまったくないのですが、局内でさらにお金にシビアな動きが加速したのかもしれません」と話している。
TOKYO MXはスポニチアネックスの取材に「現時点で、2024年度下期の番組編成は公表しておりません」と回答。ザワめきはしばらく続きそうだ。