(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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“感情たち”の世界を舞台にした物語を描いたディズニー&ピクサーの感動作『インサイド・ヘッド』の続編『インサイド・ヘッド2』に登場する新キャラクターたちの声を務める豪華日本語吹き替え声優陣が発表された。カッコイイけどヘタレ必殺技の日本のゲームキャラクター・ランス役に中村悠一、幼い頃に見た子供番組に登場するブルーフィーとポーチー役に武内駿輔と花江夏樹が決定した。あわせて、ヨロコビやカナシミたちがランスと出会う本編シーンも公開されている。

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主人公ライリーの頭の中の感情たちの世界を描いた本作には、主人公の少女・ライリーの秘密を隠している”保管庫“が登場する。そんな“保管庫”で暮らしているのが、ライリーの“秘密の推しキャラクター”たちだ。

ライリーが心の中で密かに恋をしているのが、親友と一緒にハマっていたゲームに登場するランス・スラッシュブレード。ランスは、日本のRPGゲームキャラクターをモデルにしており、『インサイド・ヘッド2』のキャラクターデザインを監修している村山佳子がデザインに関わったキャラクター。2000年代のゲームをモデルにしているため画質の解像度は敢えて低くデザインされており、「掴めないほど大きなソード、不必要な片側だけの肩甲、お腹が見える衣裳など、“なんで?なぜ?”と思うような不必要な要素を詰め込んだ」と村山が語る、本作でも異彩を放つユニークなキャラクターだ。紫の長い髪をなびかせながらキザな台詞を連発するが、必殺技はヘタレ……にもかかわらず、ライリーは未だにこっそり推している。

2Dのキャラクターでライリーが幼い頃に見ていた子供番組に登場するピンクで愉快な犬のブルーフィーと、ブルーフィーが腰に巻いている黄色いポーチのポーチーも新登場。大人になるにつれ子供番組を見なくなってしまっていたライリーだが、実はまだ密かにブルーフィーとポーチーのことが大好きなのだ。周りの友達に言うのは恥ずかしいけれどライリーにとっては大切で、頭の中の深い秘密の場所に眠っている。

ランス役の日本版声優を務めるのは、『呪術廻戦』の五条悟役や『ハイキュー!!』の黒尾鉄朗役など数々の人気キャラクターを演じてきた中村悠一。中村はランスについて「今回演じさせていただく役はどんなやつなのか察しがつく様なわかりやすいキャラクターだと思います」とコメントしている。「それだけ個性的、という事で演じる際にも難しい点が沢山あり、熱の入った収録になりました。立ち位置的には凄くオイシイので見てくださった皆様の印象に残る人物です」と、超個性的で面白いキャラクターであることを明かしている。

さらに本作の見どころについては「何よりも本作のドラマ部分」「きっと観る方が全てに共感できる、ライリーの悩みや楽しさ、変化し続ける感情を楽しんで下さい」と熱いコメントを寄せた。

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ブルーフィー役を演じるのは、『アナと雪の女王2』のオラフ役や『アイドルマスター シンデレラガールズ』のプロデューサー役などで知られる武内駿輔。武内は「かなりジョークの効いたキャラクターでとてもやりがいがありました。『インサイド・ヘッド』の世界観が新しいキャラクターたちの登場によって、さらに広がった気がします」と語っている。「前作もかなり面白かったですが、今回は超えるくらい感動しました。思春期を迎えたライリーの学生ならではの悩みや喜び、そんなドラマをぜひ楽しんでいただけますと幸いです」。

ポーチー役には『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役や『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のリドル・ローズハート役などで知られる花江夏樹。花江は「『インサイド・ヘッド』は以前から好きな作品でしたのでオファー頂いた際はとても嬉しかったです」とコメント。「ポーチーは見た目がとてもユニークで可愛くて、出演シーン自体はそこまで多くありませんが重要な役割を担ったキャラクターです」と明かしており、物語の中で重要な活躍を見せるポーチーにも注目だ。

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あわせて、ランスとブルーフィーとポーチーがヨロコビやカナシミたちと出会う本編シーンも到着した。高校入学という転機を控え、「何をやってもダメ」「私、どうしちゃったの?」と自分でも自分のことがわからなくなってしまうほど落ち込むライリー。実は頭の中では、大人の感情“シンパイ”たちが子供の頃からライリーを見守る感情のヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリを瓶の中に閉じ込め司令部から追放してしまっていたのだ。

追放されたヨロコビたちがたどり着くのは、ライリーのひみつを隠している保管庫。そこで出会うのがランスとブルーフィーとポーチーだ。ランスは「俺はヒーローになりたい。だが暗い過去にこの身を縛られて……」「俺達には価値がない!無能の烙印を押されたあぶれ者」などと、わけの分からない台詞を連発。しかし、ランスには“ある必殺技”があり、ヨロコビやムカムカはその技を使って瓶から脱出しようと試みるのだが……。

いちいち大げさな動きと台詞を繰り出すゲームの二次元キャラクターであるランスだが、果たしてこの後もどんな活躍を見せるのか?最後に少しだけ映るブルーフィーとポーチーも見逃さないでほしい。

本作は、あなたの中にも広がるカラフルでユニークな感情たちの世界が舞台。主人公のライリーは人生の転機となる高校入学を控え、勉強やスポーツを頑張る明るくて元気いっぱいの女の子だ。しかし、ある日“思春期警報”が鳴り響き、ライリーの頭の中で彼女の幸せを子供の頃から見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの感情たちの前に、大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れる……。

常に最悪の将来を想像して、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイ、小さな身体で背伸びして、いつでも周りの誰かを羨んでいるイイナー、どんなときも退屈&無気力で片時もスマホは手放さないダリィ、いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠すハズカシ。そんなシンパイを含め9つの感情たちはみんなでライリーが幸せになれるよう力を合わせていくのかと思いきや、ライリーの将来のために彼女は変わらなければならないと考えたシンパイたちが、ヨロコビやカナシミたちはもう必要ないと追放してしまう。

誰にでも優しく明るくて頑張り屋さんだったライリーは、“大人の感情”たちの暴走によって巻き起こされる感情の嵐に、どんどん自分らしさを見失っていく。大人になると、ヨロコビは失われてしまうの……?ピクサー史上最も“優しさに包まれる感動のラスト”が待ち受けている。

ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』は2024年8月1日(木)公開。

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