第4打席で左手付近に死球を受けたドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】

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本拠地ロイヤルズ戦

 米大リーグ・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が16日(日本時間17日)、本拠地ロイヤルズ戦の7回の第4打席で左手付近に死球を受け、途中交代となった。しばらくうずくまり悶絶。大谷翔平投手も心配そうに見つめた。試合後の会見でデーブ・ロバーツ監督が左手に骨折が見られることを明かした。チームは3-0で勝利している。

 球場がブーイングに包まれた。3-0で迎えた7回2死一塁の場面。2番手右腕アルタビラの97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームがベッツを襲った。左手首付近に当たり、ベッツは悶絶。しばらくうずくまり、次打者の大谷も心配そうに見つめた。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏は「ノー! ノーノーノーノー!」と悲鳴を上げた。

 ロハスが代走に出され、途中交代となった。ベッツは不動のリードオフマンとして今季ここまで打率.304、10本塁打、OPS.893を記録している。同局は試合後番組でロバーツ監督の会見を放送。指揮官は「骨折だった。復帰時期はわからない。左手だ。手術はない」とベッツの状況を説明した。大谷を1番起用する意向も表明。「大きな痛手だ。ムーキーのことが本当に気の毒だ」とため息をついた。

 同局はベッツのコメントも紹介。ロッカールームで少し目を潤ませながら、「痛かった。残念なことに折れてしまったが、今は何もできることはない」と悲痛な思いを明かした。

(THE ANSWER編集部)