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モンスター・ヴァース『ゴジラxコング 新たなる帝国』にて再登場を果たした、モスラに関する新事実が判明した。監督のアダム・ウィンガードが公式に認めている。

この記事には、映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』のネタバレが含まれています。

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© 2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. モスラ、以前とは別個体だった

『ゴジラxコング 新たなる帝国』には、過去のモンスター・ヴァース作品から東宝の有名怪獣・モスラが再登場を果たした。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)以来の登場となったモスラは、対立を続けるゴジラとコングの前に、イーウィス族の少女・ジアとともに登場。モスラが両者の激突を仲裁したことで、いよいよスカーキングに立ち向かうことになる。

しかし、モスラは『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』での激突で命を落としたのではなかったか? 今回のモスラは以前と同じ個体なのか、それとも……。公式本『The Art of Godzilla x Kong: The New Empire(原題)』で、ウィンガード監督は「今回のモスラは、本質的には(『キング・オブ・モンスターズ』に登場した)モスラの母親」だと説明している。米が伝えた。

「地上に産み落とされた卵は、『新たなる帝国』のモスラが産んだもの。この映画では、モスラが地表への通路の守護者であることを描いています。ですから理論的には、この怪獣(モスラ)が通路を抜けて、地上で卵を産んだことになりますね。それが『キング・オブ・ザ・モンスターズ』で見たものです。彼女(今回のモスラ)がオリジナルなのです。」

ただし注意しておくべきは、この説明が『キング・オブ・モンスターズ』を手がけたマイケル・ドハティ監督とは矛盾していることだ。ドハティによれば、同作のエンドクレジットで発見されたモスラの新たな卵は、劇中でモスラがしばらく姿を消していた間に卵を産んでいたもの。本来、ポストクレジットシーンでは東京の寺で卵が保管されている様子がが、残念ながら実現せずに終わってしまった。

ドハティの設定では、モスラの卵は『キング・オブ・モンスターズ』のモスラがどこかのタイミングで産んだもの。しかし、ウィンガードの考えでは『新たなる帝国』のモスラが地上に出て産んだものだという。どちらも映画の中では描かれていない裏設定であり、ドハティ&ウィンガードはその設定を形にしないままモンスター・ヴァースを離れてしまったため、結局両方とも正史扱いとならない可能性も高い。

ちなみに、ウィンガードはモスラの登場に強いこだわりを持っていたそう。「『キング・オブ・ザ・モンスターズ』を父が観たとき、最初に言ったのは、いかにモスラが好きかという話で、それが印象に残っていた」という。「モスラは誰にでもすぐ愛されるキャラクターです。他の怪獣は激突するところを見たくなるのに、どちらかといえばモスラはこの世ならざる存在に近い。それがこの映画には必要でした」

Source: The Art of Godzilla x Kong: The New Empire (via )

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