元男子テニスのヤニック・ノア氏(2023年6月11日撮影)。(c)JULIEN DE ROSA / AFP

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【AFP=時事】男子テニスの欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup)の主催者は29日、ヤニック・ノア(Yannick Noah)氏がビョルン・ボルグ(Bjorn Borg)氏に代わり来年から欧州チームの監督に就任すると発表した。

 ワールドチームも先日、2025年からジョン・マッケンロー(John McEnroe)氏との交代でアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏が監督に就くことが決まっている。

 レーバー・カップは2017年の第1回大会からボルグ氏とマッケンロー氏が監督を務めていた。

 1983年の全仏オープン(French Open)を制した実績を持つノア氏は「感情があふれ、コート内外で仲間を知れるチーム戦は大好き」と就任を喜び、現役時代に対戦したアガシ氏との再会を楽しみにしているとコメントした。

 ボルグ氏もノア氏について「いい友人でもあるヤニック以上の適任は思いつかない」「彼は偉大なチャンピオン、リーダーであり、人間としても素晴らしい」と話し、バトンタッチを歓迎した。

 今年の大会は9月20〜22日に独ベルリンで開催され、欧州チームのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が王座奪還へ向けて出場を表明している。

【翻訳編集】AFPBB News

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