男子テニス、ジュネーブ・オープン、シングルス2回戦。試合後に誕生日ケーキをプレゼントされたノバク・ジョコビッチ(2024年5月22日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP

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【AFP=時事】男子テニス、ジュネーブ・オープン(Gonet Geneva Open 2024)は22日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-3でヤニック・ハンフマン(Yannick Hanfmann、ドイツ)を下し、キャリア通算1100勝目を挙げて37歳の誕生日を飾った。

 ジョコビッチは今季ここまで13勝5敗で決勝進出もゼロと不振に陥っており、次週に全仏オープン(French Open 2024)開幕を控える中で復調を目指し、ワイルドカードを受けて今大会に初出場している。

 通算1100勝はジミー・コナーズ(Jimmy Connors、米国)とロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に次いで史上3人目の大台到達となった。

 試合後にはコート上で誕生日ケーキをプレゼントされ、ボールキッズと分けていたジョコビッチは「試合に勝っていなかったら誕生日は違ったものになっていただろう」と話し、「ハッピーバースデー」の歌を歌ってくれた観客に「感動した」と感謝。「この特別な日に勝てて本当にうれしい」と喜び、現地に住む親しい親戚が応援に駆けつけてくれたのも良かったと述べた。

 ジョコビッチは準々決勝でワイルドカードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)と第6シードのタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)の勝者と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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