スタッド・ランスの31歳スティル監督が今季限りで退任へ クラブが公式発表

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スタッド・ランスが2日、ウィル・スティル監督(31)の今シーズン限りでの退任を発表した。

日本代表MF伊東純也の1つ年上という31歳の青年指揮官、スティル監督。イギリス人の両親を持つベルギー人指揮官は、2022年10月にスタッド・ランスで指揮を執りはじめた。

就任当初はUEFAプロライセンスを保有していなかったため、試合ごとにクラブに2万5000ユーロ(約414万円)の罰金を払ってもらいながらの指揮という、特殊なプレッシャーを抱えての船出。それでも昨季途中にリーグ・アン新記録の19試合無敗を達成するなどし、欧州屈指の青年指揮官という称号を手に入れた。

契約は2025年6月まで残していたが、クラブは2日、午前中に開かれた面談の結果、今季限りでの退任で合意したと発表。スティル監督は「ユニークな機会を与えてくれた会長らに感謝している。ここは人生において特別な場所になり、今後もクラブのいちサポーターであり続ける」などと感謝を表明している。

28歳でプロレベルの監督業をスタートし、31歳にして欧州5大リーグの一角、リーグ・アンで指揮を執った、という履歴書を作れるスティル監督。両親の影響でウェストハムファンとして知られる青年指揮官だが、今後やいかに。

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