【J1注目プレビュー|第10節:C大阪vs横浜FM】首位陥落のC大阪と激闘制した横浜FM、似たスタイルで上回るのは?!

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【明治安田J1リーグ第10節】

2024年4月27日(土)

15:00キックオフ

セレッソ大阪(2位/18pt) vs 横浜F・マリノス(7位/14pt)

[ヨドコウ桜スタジアム]

◆三日天下で終わらせられない【セレッソ大阪】

開幕から8試合無敗を継続、チームも連勝でついに首位に立った中、前節は名古屋グランパス相手に2-1で敗れ初黒星。首位から陥落した。

わずか1節の短命に終わった首位の座。もちろん、諦めることなどはないが、ここで連敗するようでは追いかけてくるライバルに一気に飲み込まれて遠い存在になる可能性がある。

悲願のリーグ優勝を目標とするチームとして、ここでの連敗は禁物。いかに連敗しないかがポイントだが、相手は一日の長がある横浜FM。近しいスタイルで戦う相手とは、撃ち合いになることが予想される。ビルドアップからの強力ブラジル人3トップで一気にゴールを奪い切るスタイルはまさに横浜FMを手本とする形。本物になるには、手本を超えてこそ。古巣対決となるエースのレオ・セアラにも注目だ。

★予想スタメン[4-3-3]

GK:キム・ジンヒョン

DF:毎熊晟矢、鳥海晃司、舩木翔、登里享平

MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮

FW:ルーカス・フェルナンデス、レオ・セアラ、カピシャーバ

監督:小菊昭雄

U-23日本代表活動参加:西尾隆矢

◆激闘制しアジア王者へあと一歩、疲弊する中でリーグ戦も勝ち切れるか【横浜F・マリノス】

ミッドウィークには大雨が降り頻る中、AFCチャンピオンズリーグを戦い、PK戦までもつれこんだ中で見事に決勝進出を決めた。前半に3ゴールを奪い圧倒したものの、退場を機に状況は一変。10人で長い時間耐え凌ぎ、最後はPK戦をものにした。

悲願であるアジア王者に立つためにあと一歩と迫っているが、激闘の代償は大きい。主軸のほとんどはフルで戦い、C大阪とのコンディション差は明白。ここを乗り切る力を持ってこそ、王者にふさわしいとも言える。

ターンオーバーは必至。比較的出場時間が少なかった選手たちがピッチに立つはずだ。退場してしまった上島拓巳も燃えていることだろう。C大阪の攻撃陣をストップし、チームに勝利をもたらせたい。

★予想スタメン[4-3-3]

GK:ポープ・ウィリアム

DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、加藤聖

MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純

FW:水沼宏太、村上悠緋、エウベル

監督:ハリー・キューウェル