大真空、前期経常を82%上方修正

写真拡大

 大真空 <6962> [東証P] が4月24日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→31億円(前の期は51億円)に82.4%上方修正し、減益率が66.7%減→39.3%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.7億円の赤字→11.2億円の黒字(前年同期は3.5億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、3.2倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年3月期の業績予想につきまして、為替レートや第4四半期までの実績を踏まえ、2023年11月6日に公表した2024年3月期の連結業績予想を修正します。 第4四半期におきまして、中華圏の春節影響により通信マーケットや民生マーケットが低調に推移し、産業マーケットでは引き続き設備投資が低迷しました。しかし、為替レートが想定(1‐3月:1$=140円、期末:1$=135円)に比べ円安(1‐3月:1$=148.63円、期末:1$=151.41円)で推移し、営業外収益に為替差益1,295百万円を計上したことなどにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回の公表予想をそれぞれ上回る見込みとなりました。※上記の業績予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。