[4.16 U23アジア杯GL第1節 日本-中国]

 U23アジア杯グループリーグ初戦で一発退場処分を下されたU-23日本代表のDF西尾隆矢(C大阪)には、アジアサッカー連盟(AFC)から重い出場停止処分を下される可能性が高そうだ。

 西尾は1-0で迎えた前半17分、ボールのないところで中国の選手を振り払おうとした際、肘が相手の首元に直撃。主審はその場面を確認していなかったが、VAR介入を経てピッチ脇モニターでオンフィールドレビューが行われた結果、主審は西尾にレッドカードを提示した。退場事由は「乱暴な行為(violent conduct)」によるものとみられる。

 AFCの規律倫理規定によると、相手選手に対する肘打ちや殴る蹴るなどの「乱暴な行為」で一発退場となった場合、当該選手には「最低3試合または最低2か月の出場停止処分」が下されるというレギュレーション。なんらかの情状酌量が行われなければ、最も軽い3試合停止処分の場合でも、準々決勝までは出場できないことになる。