クロス全体がマジックテープのような仕組みになったダイソーの「くっつくクロス」が便利。お弁当箱や冷えたペットボトルを包むのにも重宝します。使い勝手をESSEonlineライターが詳しくレポート。

ダイソーで見つけた!結ばない「クロス」が便利だった

この春から「お弁当」生活になるという方もいらっしゃるのでは? 一生懸命つくったお弁当をお気に入りのクロスで包めば、ランチタイムが一層待ち遠しくなるもの。しかし、クロスで包んでほどく作業がちょっと面倒だったりもするんですよね…。

そこで気になったのが、ダイソー「くっつくクロス」。この商品は、“結ばないクロス”で、生地を重ねるだけでピタッとくっつく不思議なアイテムです。また、お弁当箱や水筒、ペットボトル、タブレットなどを包むのにも使えるそう。

見たところクマさん柄がかわいい厚手のクロスなのですが、実際に手に取ってみると、触り心地におや…?

表面はツルリ・サラリとしているのですが、裏面をなでるとザラッとかすかな引っかかりが感じられます。素材はポリエステル100%とのことですが、なにかしらの加工が施されているのでしょう。

広げてみると、思っていたよりもコンパクトなサイズ感。45cm×45cmほどのクロスが多いのに対して、「くっつくクロス」は35cm×35cmと縦横ともに10cmほど短いのです。

とはいっても、なにせ“結ばない”クロスですから、布面積が広くなくてもいいのかもしれません。

ピタッとくっつき、繰り返し使うことが可能!

では早速、お弁当箱を包んでいきます。

まずは、お弁当箱を「くっつくクロス」の中央にセット。あとは四隅をたたんでいくのですが、ここで第一の感動が!

この「くっつくクロス」、裏面の白い生地が表面(クマ柄)と合わさったときにピタッとくっつくんですね。裏×裏、表×表ではなく、裏×表がポイント。

それもまあまあ強力にくっつくため、生地のたるみやもたつきもなくピシッと包むことができちゃう。まるで、マジックテープでもついているかのように、最後の折りたたみ部分もピタッ! はがそうと意識しないかぎり、ちょっとやそっとの摩擦ではめくれてこないところが優秀です。

そして、とにかく包むのが簡単&ラクちん。固結び不要なので、布をギュッと引っ張って結ぶ手間がかからず、四隅をたたんでペタッとするだけ。これなら、お子さんでもキレイに包めそう(ここでは、15cm×8cm×5.5cmのやや小さめのお弁当箱を包んでいます)。

ちなみに、上の写真は生地同士を軽く合わせただけですが、くっつき具合はこのとおり。お見事!

続いて、ペットボトルもクルクル。ペットボトルや水筒のまわりが水びたしになって、バッグの中が濡れてしまうのがいやな方にもよさそう。

マジックテープをはがすときのようなバリバリ音もしないし、静かにお弁当を広げたいシーンでも安心です。

汚れたときは、洗濯機での洗濯OK。ただし漂白・タンブラー乾燥は禁止、ほかにも日陰でつり干しをするなど、洗濯表示マークに従えば洗って繰り返し使うことが可能。筆者は現時点で5回ほど洗濯していますが、くっつき具合はまだ健在です。

カラーはピンクのほかにブルー、それとチェック柄もラインナップしているので、気になった方は店舗やネットストアで確認してみてくださいね。

※ 詳しいお手入れ方法や使用上の注意は、商品に添付されています

※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください

※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください