Apple製品のリーク情報で知られるアナリストのミンチー・クオ氏が、「Appleが20.3インチMacBookの開発に取り組んでいる明確な開発スケジュール」があることを明かしました。この情報によると、新型の折りたたみ式MacBookは2027年に量産体制が整うとされています。

20.3-inch foldable MacBook expected in 2027

https://appleinsider.com/articles/24/03/07/203-inch-foldable-macbook-expected-in-2027

Kuo: Apple actively working on 20.3-inch foldable MacBook

https://9to5mac.com/2024/03/06/apple-foldable-macbook/

Kuo: Apple Planning 20-Inch MacBook With Foldable Screen - MacRumors

https://www.macrumors.com/2024/03/06/20-inch-macbook-kuo/

クオ氏は2024年3月7日のX(旧Twitter)への投稿で、「最近Appleが折りたたみ式のiPhoneiPadを2025年か2026年に量産する予定なのかどうかという問い合わせをたくさん受けました。私の最新の調査によると、現在Appleの折りたたみ式製品で開発スケジュールが明確なのは、20.3インチのMacBookのみで、2027年に量産が開始される見込みです」と述べました。



MacBookノートPCなので、「元から折りたたみ式ではないか」との反応も散見されます。これについて、Apple製品の情報を扱うニュースサイト・AppleInsiderは「この場合、MacBookの『折りたたみ式』の部分はディスプレイキーボードをつなぐヒンジ部分ではなく、ディスプレイそのものです」と説明して、20インチのディスプレイを折りたたむことで下半分を仮想キーボードにできるデバイスになるだろうとの見方を示しました。

現行のApple製ノートPCで最大のモデルは16インチのMacBook Proです。以前は、17インチのMacBook Proも生産されていましたが、2012年に販売中止になっています。

クオ氏が予言した折りたたみ式MacBookは、広げた状態の対角線が20.3インチの大型ディスプレイを搭載することになりますが、クオ氏は新型MacBookのデザインについては明かしませんでした。

Appleが折りたたみ式のMacBookを開発しているとの風説が流れるのはこれが初めてではありません。市場調査会社・Display Supply Chain Consultants(DSCC)のアナリストであるロス・ヤング氏は2022年に、Appleが20インチの折りたたみ式MacBookディスプレイの開発を検討していることを明かしました。海外メディア・Bloombergのマーク・ガーマン氏も記事の中で、「Appleはデュアルスクリーンで折りたたみ可能なMacBookiPadのハイブリッドを模索していると聞いています」と述べて、ヤング氏の情報を補強しました。



さらに、テクノロジー業界に特化したビジネス誌のThe Informationは2024年2月に、Appleが2018年から2機種の折りたたみ式デバイスに取り組んでいるとの関係者の話を伝えています。この情報提供によると、2機種のうち一方はiPhoneに似た製品で、もう一方は折りたためるiPadに似ているとのこと。その一方で、Appleの折りたたみ式ディスプレイのプロトタイプが品質テストをクリアしなかったため、プロジェクトは一時的に棚上げになっているとの情報もあります。

もし、Appleが開発を進めている折りたたみ式デバイスはMacBookだけだというクオ氏の情報が正しければ、これまでウワサされてきた折りたたみ式のiPhoneiPadは当面実現しないことになります。

AppleInsiderは、「こうしたウワサが真実かどうかは時間がたたなければわかりませんが、煙が立つところには火があります。Appleが折りたたみデバイスに取り組んでいるのは火を見るより明らかですが、それがいつどのような形で実現するかは謎のままです」とコメントしました。