今、団地での暮らしに注目が集まっています。「リノベーションすることで割安感のある好みの住まいになる」「建物がある敷地が広くて緑が豊か」といったことがおもな理由。

77歳で団地暮らしをしている漫画家・齋藤なずなさんの暮らしをご紹介します。食生活や運動など、毎日をマイペースにストレスフリーに過ごすための秘訣とは?

【実際の写真】手羽先とニンニクの煮物、ゴボウと豆苗のサラダ

キッチンには必要十分なツールや食器が。素材は冷凍して使いやすく

食事は1日2食。それほど凝った料理はしませんが「野菜は食べるようにしています」。お総菜を買うことはほとんどありません。

使いきれない野菜は下ゆでするなどして冷凍に。「少量で買うと割高ですし。節約にもなります」

お鍋やボウルひとつでつくるサラダや煮物が定番

包丁でたたいた梅干しとマヨネーズを合わせ、湯がいてスライスしたゴボウをあえ、豆苗にのせた食物繊維たっぷりのサラダ。

手羽先とニンニク、ゆでて冷凍したコマツナとモヤシの煮物。どれも手早くできるおかずばかりです。

起伏のある遊歩道は、散策するだけで運動に

食材の買い物などは徒歩での移動が基本です。「団地の敷地は広いし、ゆったり建てられているから、ちょっと外に出るだけでもけっこう歩きますね。もう慣れっこになっているけど、いい運動なのかも」