【松本人志報道】千原ジュニアが語っていた「吉本は遊んでナンボ」時代 勝俣州和は東京進出を超警戒
週刊文春による松本人志の性加害疑惑の報道をめぐっては、複数の後輩芸人たちが、松本との飲み会に女性をアテンドしていたとされている。
そのアテンド役のひとりと報じられたスピードワゴンの小沢一敬(かずひろ)は、1月13日になって、所属事務所「ホリプロコム」から活動自粛が発表された。一連の報道のなかでは、地方でのアテンド役として、福岡では地元出身の芸人・パンクブーブーの黒瀬純が、大阪ではたむらけんじ、クロスバー直撃の渡邊センスらが、松本との飲み会に女性をアテンドしていたとして名前が登場している。
今回の報道の真偽は今後、明らかになっていくことだろうが、吉本芸人の「女グセ」について、2022年2月、千原ジュニアのYouTubeに出演したタレントの勝俣州和が、以下のように語っている。
1988年に、萩本欽一がMCのバラエティ番組『欽きらリン530!!』(日本テレビ系)から生まれたアイドルグループ『CHA-CHA』。そのメンバーとして人気絶頂にあった勝俣は、当時のモテっぷりをジュニアに聞かれ、「ワーキャーなんてもんじゃなかった」と発言。しかし、萩本欽一という看板を背負っていることや、スタッフから厳命されていたため、彼女以外とは、まったく遊ばなかったという。師匠の顔に泥を塗らないよう、ぐっと耐えていたというわけだ。
この話を聞いた千原ジュニアは「俺ら吉本は遊んでナンボみたいな」と返し、そこから勝俣とこんな会話を繰り広げた。
勝俣「そうでしょ。食い散らかしてるでしょ」
千原「もう食い散らかす。それが芸人や、っていうところのレールにいたから」
勝俣「上(の世代)からそうだもんね。俺ら、それがなかったんですよ。『吉本印天然素材』が東京に進出してきた際には、吉本、東京にこないでくださいって、すごい思ってたの。食い散らかすから。こんな品のないね、東京の人間がちゃんとつくったキレイな笑いを、ブラックバスみたいなやつが食って捨てて、食って捨ててっていう……」
そして、勝俣は結果的に、自分は萩本欽一の系譜でよかったとして、ダウンタウンについて「モテるんだもん」と語っている。
間違いなく言えることは、少なくともいまの芸人は「遊んでナンボ」という言葉は通用しない、ということだ。