能登半島地震 仮設住宅建設始まる 栃木県内からも支援
最大震度7を観測した能登半島地震からまもなく2週間です。石川県内では12日、地震発生後初めてとなる仮設住宅の建設が始まりましたが、未だ孤立状態にある人がいるなど厳しい状況が続いていて、栃木県内からも支援活動が続いています。
石川県によりますと、地震による死者は災害関連死を含めて215人にのぼりました。未だ連絡が取れず安否が不明の方は28人となっています。発生から12日目の12日もおよそ2万4千人が避難生活を送っているほか、およそ2500人が孤立状態になっています。
また、SNS上では地震後に、十分な根拠に基づかない投稿が拡散されていることから、小泉法務大臣は12日の閣議後の記者会見で「不確かな情報に基づき偏見や差別を助長するような発信が見られる。重大な人権侵害になりうるので厳に慎むように」と呼びかけました。