二郎系ラーメン(※この画像はイメージです)

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かつて来店客に対して「クソ素人」などと非難し、物議を醸したラーメン店「道の途中」の店主が11月29日、元NGT48荻野由佳(24)が来店したと報告した。

「道の途中」は、もともとアメリカ・ボストンにも出店するほどの人気チェーン「夢を語れ」の一店舗だった。ところが4月21日、同店に訪れたあるTwitter(現X)ユーザーが、具体的な店名を出さずイニシャルで表現した上で、同店のスープや麺などを「不味い」と酷評。そして「もう2度と行かない」とツイートしたところ、その投稿を見つけた店主はこうリプライした。

《もちろんもう二度と来ないでください!お残しに募金を頂いてるのですが、不快だったので声もかけず、ありがとうございましたも意識的に省略しました》
《コールの時に「にんにくなし」って言われた時点で、クソ素人が来たなと思ってたんですけど案の上だったので、そもそもこういう輩が入って来ない店を目指したいです》

すると、この投稿はたちまち大炎上することに。同月24日、店主はTwitterに謝罪文を掲載し、一連のツイートも全て削除したが、それでも非難の声は止まず――。その結果、「夢を語れ」本部は本誌の取材に対して担当者が謝罪した上で、店の屋号を外させると明かした。そして実際、騒動の後に屋号は変わり、現在は「道の途中」という店名で営業している。

そんな「道の途中」の店主は騒動から約7ヵ月後となる11月29日、自身のブログを更新。もともと店の隣町出身の荻野に来店してほしいという夢があり、店内に荻野のポスターを掲示したり、その様子をブログで明かしたりしていた店主だが、《本人登場です(笑)》といい、ついに荻野が来店したことを報告。ツーショットを公開した。

荻野はこの日、父親と兄との3人で来店したそうで、店主は《なんせもちろんアポなし来店であったので、店の扉が開いた瞬間に直ぐに由佳ちゃんに気づけて、ボキャ貧というかとても失礼な話で「マジか!やばい!」と飲食店経営者としてあるまじき言葉を発してしまったのです》とコメント。

さらに《なんでも僕がこのブログに荻野さんの来店を待望してる旨をスクショして、荻野さんに教えてくれたファンの方がいたようで、今回はその方のおかげでもありますよね》と感謝し、《ラーメンを食べ終わった後に少しだけお話する時間があって、お互いに応援してる浦和レッズのことや、これまたお互いに炎上してしまった者同士で、僕にとってはずっと輝くような貴重な時間を頂けました》と明かした。

また店主は《ここで僕が口を大にして言いたいのは、夢を公言することは、それが実現への一歩だったりもするってこと。これは謙遜ではなくて、僕が荻野さんに来店してもらいたい旨をネットに上げなかったら、今回の件は実現しなかったでしょう》といい、こう結んだ。

《僕も荻野さんみたいに、誰かを喜ばせられる人間になりたいですね〜。あらためて荻野由佳さんを始め、一緒に来店してくださったご家族の皆さん、及び荻野さんに情報提供をしてくださった方、本当にありがとうございました!》

店主は道の途中で、念願の夢を一つ叶えたようだ。