11月17日の「おはよう寺ちゃん」（文化放送）は、金曜コメンテーターでMCPアセット・マネジメント チーフストラテジストの嶋津洋樹さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、ニュースを何で見るかについて意見を交わした

中国発の動画共有アプリ「TikTok」で定期的にニュースを視聴しているアメリカ人の割合が14％に上ることがわかった。2023年の調査結果は、20年の3%から増加した。若い世代を中心に、ティックトックの情報源としての存在感が強まっている。アメリカの民間調査機関ピュー・リサーチ・センターが9月下旬から10月上旬にかけて、アメリカの成人を対象に調査を行った。年代別でみると、23年は18～29歳の32％がティックトックからニュースを視聴している。3年前は9%だった。ティックトックには報道機関のアカウントなどを通じて、多くのニュース動画が配信されている。

「島津さんはどう受け止めていらっしゃいますか？」 （寺島アナ）

「このニュースによると他のフェイスブックとかでもニュースを視聴してるということなので、SNS全盛というか旧メディアから新メディアに変わってきた時代の流れを感じます。それと同時に、アメリカはティックトックは情報が盗まれるということで禁止する方向に向かっていると思うんですけども、にもかかわらず若い方にはこれだけ浸透してるということで、なかなか規制するのは厳しいだろうなと思います。」（嶋津氏）

ピュー・リサーチ・センターの調査によるとSNS別では、フェイスブックで定期的にニュースを視聴する米国人の割合は30％だった。ユーチューブの26％、インスタグラムの16％が続いた。スマートフォンなどのニュース視聴を好む割合は23年は58％で、新聞など、出版物でのニュース閲覧を好む割合は5％だった。