「大阪旅行中なら気をつけて」韓国では異例の注意喚起も！ 阪神の18年ぶりのリーグVは海を越えた話題に
怒涛の11連勝でセ界制覇を決めた岡田・阪神。その圧倒的な強さは韓国でもクローズアップされた。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神タイガースの18年ぶりとなる悲願達成は、海を越えて話題となった。
9月14日に甲子園で行われた巨人戦で阪神は4-3と勝利。9月に入ってから負けなし、今季最多の11連勝で、18年ぶりのセ・リーグ制覇を飾った。
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投打でライバルを圧倒しての優勝だった。打っては主軸が要所で活躍。スコアレスで迎えた6回に4番の大山悠輔の犠牲フライで先制すると、続く5番の佐藤輝明が今季20号の2ランホームランを放ってダメ押した。
投げては俊英右腕・才木浩人が7回（87球）を投げて1失点の好投で巨人打線をねじ伏せると、8回からは岩貞佑太、石井大智、島本浩也の継投リレーでリードを保つ。最終9回は守護神の岩崎優が登板。坂本勇人に1点差とされるソロホームランを被弾したものの、なんとかしのぎ切った。奇しくも18年前と同様に宿敵・巨人を相手にリーグ優勝を決めた甲子園は熱狂と化した。
試合後にBS朝日などで行われたインタビューで「今日絶対決めようと思ってた」と語った岡田彰布監督をはじめ、虎戦士たちの躍動に酔いしれた阪神ファンの熱狂は、海外でも話題となった。
X（旧ツイッター）で「阪神優勝」がトレンド入りを果たした韓国では、ニュースサイト『Seoul Wire』が「阪神が18年ぶりの優勝を飾った」と速報。そして道とん堀に多くの阪神ファンが詰めかけた現象に対して、「韓国の総領事館も『人波が予想される』と警告を出した」と異例の注意喚起を促した。
また、日刊紙『韓国日報』は「大阪を旅行中なら気をつけて。韓国のチームが優勝してもここまでになるかは分からない。彼らは18年ぶりのリーグ優勝に喜びを隠させなかった」と、道とん堀川に飛び込む人も現れたの現地の賑わいぶりをレポート。今季の阪神については「18年前もチームを優勝させた百戦錬磨の岡田監督の今年ふたたび舞い戻り、リーグ優勝をもたらした」と65歳の老将の手腕を強調した。
海を越え、小さくない話題となった猛虎のセ界制覇。その余波はしばらく続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
