今日でアレは封印！阪神１８年ぶりV 岡田彰布監督 節目の優勝インタビューもらしさ満点
飾らない言葉で優勝の喜びを表現した岡田監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神はマジック１で迎えた９月１４日の巨人戦（甲子園）を４−３と僅差でふりきり、９月は負けなしの１１連勝を達成。１８年ぶり６度目の優勝を果たした。聖地甲子園で６度宙に舞った指揮官は満員で埋まった猛虎ファンに向け、飾らない言葉で喜びを表現した。
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明日からは広島戦とあって、まず聖地甲子園で優勝を果たせたことに関してBS朝日で放送された試合後の優勝インタビューで「甲子園でたくさんのファンの前で今日絶対決めようと。みんながそういう気持ちでいた」と安堵の表情を浮かべた指揮官。
９回は守護神、岩崎優が坂本勇人に一発を浴びるなど１点差に迫られる場面もあったが、「難しい局面なんで。１点でも勝ちは勝ち。岩崎はその価値を分かっていると思うのでベンチで安心して見ていました」と変わらぬ信頼を示した。
さらに今シーズンを振り返る上で投手陣の話になると「最初は西（勇輝）と青柳（晃洋）がいっぱい勝てると思っていたが、なかなか勝てなかった」とした上で、ともに１０勝をマークした現役ドラフト組の大竹耕太郎、村上頌樹の健闘をたたえる場面も。
２年連続最多勝の青柳はシーズン中盤まで苦しんだが、勝負の８月になって復活。これについて「さすがに帳尻を合わせてきた」と表現すると、場内からも大きな笑いが起きた。
また阪神といえば、岡田監督が発する「アレ」についても、シーズンを通して大きな注目が集まった。この点について「まさかここまですごい、人気じゃないですけど、みんなに浸透するとは思わなかった」として、「今日でアレは封印してみんなで優勝を分かち合いたい」と発言すると、集まったファンからも大きな拍手と声援が鳴りやまなかった。ただ、その後すぐに「アレは達成しましたけど…」とお決まりのフレーズが飛び出すと、場内は爆笑に包まれた。続けて「アレを決めたのは優勝までだったので。日本一は決めてないんですよ、言葉をね。もし何かいい言葉があったら、また教えてほしいですね」と盛り上げた。
選手たちに関しては「まだまだ伸びる要素は十分。来年からも楽しみです」と背中を押すことも忘れなかった。この先の常勝軍団へ、夢はまだまだ続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
