光り輝く巨大な花の上に立っているような大仏が、X(ツイッター)上で注目を浴びた。

その様子がこちらだ。

大きな大仏の下から花火が上がっているのだ!

神々しい迫力を放つこの大仏は、ブロンズ像として世界一の大きさを誇る牛久大仏(茨城県牛久市)。

撮影したマサキ(@ayametabio)さんによると、8月15日に行われた「万燈会(まんとうえ)」という行事での一場面だという。マサキさんはJタウンネット記者の取材に対し、次のように語った。

花火とレーザーの演出が無駄にサイケデリックで最高だなと思いました。地元の方々楽しみにされてる雰囲気もすごくあり、素敵な万燈会だと思いました」

この花火はどんな意図で打ち上げられているものなのか。Jタウンネットの記者は16日、牛久大仏管理事務所・広報担当に話を聞いた。

花火は「お釈迦様が誕生するときの光」をイメージ

「万燈会」はお盆前後に行われることが多い行事。牛久大仏では1992年以降、毎年8月15日にお盆追悼法要として実施。法要のほか、僧侶が参道を歩く万燈行列や、大仏のライトアップ、奉納花火などが行われる。

花火が行われるようになったのは1993年。7〜8分間に約1000発が打ち上げられるという。

「お盆法要後に上がる花火は『お釈迦様誕生のときの光』をイメージし、始めました。奉納花火は、個人様で奉納されたい方にお申し込みいただいています」

また、花火と同じ93年から、阿弥陀如来の光背(後光)をイメージしたライトアップも実施しているとのこと。

牛久大仏と花火の迫力いっぱいのコラボレーションには、次のような反応が寄せられている。

「神々しい」
「今この世に降り立った様にも見える」
「ちょっと後に足元の蓮華の花みたいになりそう」