エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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10勝している投手が43本塁打…理解不能な数字

 エンゼルス大谷翔平投手は、現在43本塁打でア・リーグ本塁打王争いを独走。打撃3冠も不可能ではなく、MVP受賞は濃厚だとされている。さらにここにきて、防御率でもトップに肉薄。すでに10勝していることもあり、最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞の可能性までも出てきている。この現象に日本のファンからも「すごすぎて笑えてくる」「異常すぎますよね」との声が上がっている。

 大谷は現在防御率3.17でア・リーグ5位。トップのゲリット・コール(ヤンキース)は3.03でその差は「0.14」。今後の投球次第では十分タイトル圏内だ。さらに10勝はトップと3差の8位タイ、165奪三振はトップのケビン・ガウスマン(ブルージェイズ)と22個差の5位と主要部門で軒並み上位につけており、サイ・ヤング賞の可能性まで取りざたされるようになってきた。

 打撃での突出ぶりは言うまでもない。43発は2位のルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)に10本差をつける独走。打率は.306でトップのヤンディ・ディアス(レイズ)と.019差の3位。昨季の.273から大きく向上させており、日本でもなかった規定打席に乗せての3割も見えている。89打点もトップのアドリス・ガルシア(レンジャーズ)から4差の3位で、いわゆる打撃3冠の可能性まである。

 この異次元の成績に、SNS上では日本のファンからの「二刀流でどっちも一流って、宇宙人ですよ」「投手が本塁打王。このワードだけでもう異常すぎますよね」「すごすぎて笑えてくる」「とんでもない成績ですよ」「こんな野球選手が誕生するなんて」という驚きの声があふれている。

「間違いなく過去最高のシーズン」という声も多い今季。最終的にどんな成績を残し、いくつのタイトルを奪うだろうか。

(THE ANSWER編集部)