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 これまで3度に渡り頑なに首を横に振り続けたチェルシーFCだったが、ついにマンチェスター・ユナイテッドが提示した基本金5500万ポンド、成果に応じたボーナス500万ポンドというパッケージを受け入れ、メイソン・マウントの移籍でクラブ間合意へと達した。火曜日の時点で自身のインスタグラムで別れを告げていた24歳のMFは、「マンチェスター・ユナイテッドは僕のキャリアの次のステージに向かうため、エキサイティングな新しいチャレンジの場を提供してくれるクラブ。エリック・テン・ハフ監督の下でクラブが大きく前進していることは誰もが認めるところだよ」とコメント。新天地との契約期間は5年で、背番号はジョージ・ベスト、ブライアン・ロブソン、エリック・カントナ、デビッド・ベッカム、最近ではクリスティアーノ・ロナウドといったレジェンドたちが身につけた「7」を着用する。

 骨盤の負傷のため昨シーズン終盤では離脱を余儀なくされていたマウントについて、チェルシー側は来夏までとなっていた契約の更新を目指したものの、イングランド代表として36試合の出場経験をもつマウントは、18年間過ごしたスタンフォード・ブリッジから巣立つことを決意。途中2度のレンタルの中では、2017/18シーズンにフィテッセの一員として現マンU指揮官テン・ハフ監督率いるアヤックスに勝利(この年リーグ戦29試合で9得点)、2018/19シーズンではダービー・カウンティで惜しくもプレミア昇格を逃したものの、翌シーズンにチェルシーの監督に就任したランパード監督の下で起用。それ以降4年にわたりチームにとって欠かすことのできない存在となっていたマウント(プレミア通算168試合)は、2021年には自身にとって最も忘れられない瞬間だという、チャンピオンズリーグ優勝も果たした。

 マンUのフットボール・ディレクターを務めるジョン・マータフ氏は「非常にインテリジェントなサッカー選手であり、その才能は長きにわたり称賛されてきたもの。」と称賛。両足を巧みに操りポリバレントに起用可能なマウントを評価するテン・ハフ監督は、どうやら主に攻撃的MFとしてみているようでクリスチャン・エリクセンとの定位置争いが展開されることになるだろう。そしてカゼミーロの隣で中盤に創造性をもたらすことを期待しており、とりわけカウンタープレスにおけるアップグレードにつながるはずだ。またトップ下や左ウィングでもいける。一方で昨季に巨額を投じてチームが肥大化していたチェルシーでは、今回の移籍によってハヴェルツ(アーセナル)、コヴァチッチ(マンチェスター・シティ)、ロスタフ=チーク(ACミラン)、そして中東に渡ったメンディやクリバリ、カンテら縮小化を果たすことができた。

新たな章を記す時

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- マンチェスター・ユナイテッド (@ManUtd_JP) July 5, 2023