ヘイト投稿:カタールW杯で30万件以上がブロック対象に

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FIFAのソーシャルメディア保護サービス(SMPS)が人工知能などのさまざまなツールを通じて、ソーシャルメディア上の攻撃から包括的に保護するサービスを提供したところ、Facebook、Instagram、TikTok、Twitter、YouTubeの2000万件以上の投稿とコメントがAIによってスキャンされた結果、選手、コーチ、関係者に対して、19,636件の投稿が攻撃的、差別的、脅迫的であると判断され、286,895件のコメントが自動的に一般公開から隠される措置が取られていたことを、FIFAが明らかにした。
そのうち74%は、ヨーロッパと南米からのものであり、300人以上が特定され、その個人情報が加盟団体や司法当局に伝えられているとのこと。また特に多くの多くの罵倒が行われたのは準々決勝のイングランド対フランス戦(1対2)だったという。「これは犯罪行為である。このツールの助けを借りて、私たちは加害者を特定し、その行為に対して罰せられるように当局に報告していく」と、ジャンニ・インファンティーノFIFA会長はコメント。「我々はまた、ソーシャルメディアプラットフォームが責任を持ち、あらゆる形態の差別との戦いで我々をサポートすることを期待している」と言葉を続けている。
また国際選手組合Fifproの会長であるデヴィッド・アガンゾ氏は、「この報告書の数字や調査結果は、とくに驚くようなものではないのだが、それにもかかわらず非常に憂慮すべきものであることも確かなこと。このような問題に直面することが多くなっている選手に対して、予防策や解決策を提供する必要があります」 と述べている。なおFIFAは、オーストラリアとニュージーランドで開催される女子ワールドカップ(7月20日〜8月20日)でも、前回のワールドカップで男子に行ったのと同様の保護を選手に提供すると発表。SMPSにかかる費用は、FIFA側が負担するという。
