ベガルタ仙台は14日、ユアテックスタジアム仙台で11日に開催されたJ2第20節・ジュビロ磐田戦(●2-3)後の事象について報告した。

　クラブ公式サイトによると、同試合後に一部の仙台サポーターが磐田選手の試合中のパフォーマンスに抗議するため、立ち入り制限エリアに進入。磐田のチームバスを取り囲み、威嚇するなどの危険行為があったという。その結果、同バスの出発が遅延したほか、関係者、業者の車両の出入り、および業務に影響が出る事象が発生したと伝えている。

　これを受けてクラブは「ジュビロ磐田のみなさまをはじめ、関係業者のみなさま、ご心配いただいたみなさまには大変ご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

　また、「本件は、法令及び当クラブの観戦ルールに違反しており、事故、けがなど不測の事態にもつながりかねませんので絶対におやめください」と注意喚起を行い、「なお、本事象に関しては、Jリーグにも報告を行なっております」としている。

　その上で「今後、再発防止策を早急に構築し、試合運営体制を強化すると同時にサポーターともコミュニケーションをより密にとり、安心安全で快適なスタジアムを目指してまいります」と表明した。