「気持ちいい!」ピッチを去る斉藤光毅にスタンドから万雷の拍手!元オランダ代表との濃厚なマッチアップに「嫌だなと思わせたい」【現地発】
スパルタの左ウインガー、斉藤光毅は自身の間合いでプレーする点にフォーカスしているため、あまり敵の右SBのことは覚えていないという。
「それでも、やっぱり印象に残るサイドバックはいますよ」
ふたりの明暗を分けたのは、後半開始1分のプレー。フリーでクロスを受けた瞬間、ブレネットはフリーだったがトラップをミスして好機を逸した。ここからスパルタのカウンターが発動され、斉藤のドリブルをFWツェルニーが倒してPKを得る。とはいえ、本人にとっては会心とは言えないプレーだったようだ。
「1対1のチャンスだったので、イメージとしては抜いてシュートを決めたかった。しょうがなくPK――という感じです。(プレーの)判断を間違えちゃったのかな・・・。そのなかでもPKをもらえたのは良かったです」
このPKをFWファン・クローイが成功させてスパルタが先制すると、さらにブレネットの攻撃参加の頻度が増していく。しかし、斉藤が守備で粘りを見せ、ライバルの危険度を最小化。ビルドアップ時にルックアップした隙を突いてボールを奪う場面もあった。
ブレネットが後半33分でベンチに退いたのに対し、斉藤は後半アディショナルタイムまでプレー。21歳の背番号11がピッチから出ようとすると、惜しみないスタンディングオベーションが贈られた。
「PKを獲ったのもあると思います。すごく嬉しいです。気持ちいい」
その直後のプレーからトゥエンテのMFゼルキが同点弾を決めたが「幸い、次(の第2レグ)がある。今からケアが始まってます」と雌雄を決する第2レグに向けて、斉藤の気持ちは切り替わっていた。
「相手が自分を嫌がっているのは感じてましたが、今日は(ブレネットを)抜き切れなかったので、今度は抜き切りたいですね。次は相手のホームなので、スタンドが盛り上がってどんどん前に出てくるから体力的にキツくなる。それでも自分で仕掛けまくって、相手の体力を消耗させて、本当に嫌だなと思わせる選手になっていきたい」
