『スパイダーマン』トム・ホランド、俳優業を1年間休業
映画『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランド（27）が、1年間の俳優休業中であることを Extra TV に明かした。
トムは休業について、新作ドラマ「クラウデッド・ルーム」（6月9日Apple TV+配信開始）での過酷な撮影が理由だと明かしている。同作は、銃乱射事件への関与で逮捕された男性を追ったサイコスリラーで、トムは実在する多重人格者ビリー・ミリガンから着想を得たダニー・サリバン役を担当。ドラマのエグセグティブ・プロデューサーにも名を連ねており、撮影をこなしながら現場で日々発生する問題を対処しなければならなかった。
「この作品では、僕が今まで経験したことのない感情を掘り下げていきました。さらに、プロデューサーとして日々問題を解決することで、プレッシャーが上乗せされてしまいました」とトムは告白する。「ハードワークはいいことという環境で生きてきましたが、この番組で僕は壊れた。休みを取りたいと思う時期がきました」
すでにメキシコに1週間ほど滞在し、のんびりと休みを満喫したというトム。「僕は1年間休業中ですが、それはこの作品がいかに大変だったかを示す結果です。この休業が今後どう作用するのか楽しみです」と充電期間を経てのさらなる進化に期待を寄せた。
代表作である『スパイダーマン』シリーズは、MJ役のゼンデイヤも続投予定の第4弾が企画されており、トムも脚本家チームとの打ち合わせがあったことをVarietyで認めている。なお企画は現在、全米脚本家組合のストライキの影響で一時停止状態となっている。（編集部・倉本拓弥）
