3・4・5号車は全国のJR駅で買えます。

7月からは新型HC85系へ


特急「南紀」として走るキハ85系(画像:写真AC)。

 JR東海が2023年6月24日(土)および翌25日(日)、名古屋〜新宮間で特急「ありがとうキハ85系南紀号」を運行します。キハ85系とは、1989(平成元)年にデビューした特急形気動車で、紀勢本線の「南紀」と高山本線の「ひだ」として運行。ただし2023年6月末をもって引退し、7月からは全ての列車が新型HC85系に置き換えられます。

 JR東海は「キハ85系での最後の旅をお楽しみいただけるよう、感謝の気持ちを込めて特別編成で運行します」としています。詳細は以下の通りです。

●24日(土)下り
【時刻】名古屋8:51→新宮12:44
【編成】キロ85-0・キハ84-200・キハ84-300・キハ85-1209・キハ84-200・キロ85-0

●25日(日)上り
【時刻】新宮13:55→名古屋17:44
【編成】同上
※いずれも左が新宮方(1号車)

 車内では、各運輸区の乗務員によるおもてなしが行われるほか、車内チャイムも流れます。なお途中駅での乗降はできません。

 特急「ありがとうキハ85系南紀号」は、1・2・6号車が団体専用列車としてJR東海ツアーズから、そのほかの号車が乗車日1か月前の午前10時から全国の主なJR駅で販売されます。ツアー商品は5月17日(水)15時に発売予定で、うち展望席プランは5月14日(日)まで抽選申し込みを受付中です。