現存する最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠」では地元有志による見学会が行われています。

旧陸軍被服支廠で見学会を地元住民が主催するのは初めてのことです。1日は施設のガイドや被服支廠を舞台にした紙芝居の公演が行われ、およそ100人が訪れました。

わが町活性化委員会 藤原 美香事務局長「この建物がもつ歴史、いいことも悪いことも、全てを共感しながら、我が町の物としてこれからもいけたらなと思っています]

被服支廠の近くで育った被爆者 切明千枝子さん「再び同じ道をたどることのないように(被服支廠には)生き証人になってもらう」

現存する4棟の最終的な活用策は今後国や広島市などでつくる研究会で議論が進められます。

被服支廠の見学会は2日も行われます。