ファインワークス「名刺バナナキャンペーン」株式会社ファインワークスは、「名刺・カード印刷」で、新たな環境対応用紙の取り扱いを開始した。追加された紙は「バナナペーパーCoC」「東北コットンCoC」「タンザニアコットンCoC」「さくらホワイトCoC」の4種類。これらはオンデマンド方式での名刺印刷に対応する。「バナナペーパーCoC」は、ザンビア産のオーガニックバナナの茎の繊維を含んだ用紙。本来であれば使い道がなくて廃棄されるのみであったバナナの茎が、木材に代わる紙の原料として活用された。バナナの茎は成長が早くて1年で再生されるため、「バナナペーパーCoC」は森林伐採の大幅な抑制に貢献。さらに、バナナの茎の採取・加工で雇用を生み出し、現地の人々の自立の支援や子どもたちの就学にもつながる。同社での取り扱いが開始されたのは、バナナの茎の繊維の配合率が20%のタイプ。この紙を用いると、世界フェアトレード連盟(WFTO)の「フェアトレード認証」を受けたワンプラネット・ペーパー協議会による「貢献度20%のバナナマーク」を名刺に付けることが可能だ。マークを加えることで、環境問題への意識の高い企業であるとのPR効果も狙える。そのほか、「東北コットンCoC」は「東北コットンプロジェクト」から誕生した紙。同プロジェクトでは、東日本大震災の津波被害で稲作などが困難になった農地で、塩に強いとされる綿の栽培を支援している。「タンザニアコットンCoC」は、「bioRiプロジェクト」が栽培した綿を原料としている紙。同プロジェクトは、第2回世界環境サミットで国連から表彰を受けたことでも知られている。「さくらホワイトCoC」は、“高品質が求められる名刺のための紙”。100%グリーン電力を用いて生産されている。これらの用紙の同時リリースを記念し、同社の「名刺・カード印刷」では「名刺バナナキャンペーン」と題した企画も開始された。期間は2023年5月31日(水)まで。上記の4種の新しい紙はもちろん、既存の紙を用いた場合も含め、オンデマンド名刺印刷が「8.77%OFF」の価格で提供される。株式会社ファインワークス
URL:http://fine-works.jp/
2023/03/30