クセモノ揃いのパーティが、奇想天外な大冒険を繰り広げるファンタジー映画『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』をIMAXで観るべき理由とは――。

2023年3月29日 17時0分

︎すべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求したのがIMAX！

① 視界いっぱいの巨大なスクリーン！
IMAXシアターに入ったら、まずはスクリーンの大きさに注目。床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンはIMAXの特徴のひとつ。視野全体で映画を感じることができる。スクリーンと客席の距離が近く、表面も若干湾曲していることから、観客を映像が包み込み、まるで“映画の世界に入り込んだ”かのような臨場感を味わえる！

② 圧倒的な明るさ！
特許を持つ独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術（DMR）」により、映画製作者の眼に映った映像を最大限のクオリティで表現を可能に！上映に際しては最新鋭のプロジェクターを使用！それによって鮮明さと暖かみのバランスがとれ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像は、これまでにない圧倒的なリアリティをもたらす。その美しさに、きっとあなたも息をのむはず！

③ カラダの芯まで揺さぶる高精度なサウンド！
お腹の底まで響く大音響から肩ごしに聞こえるささやき、さらに人の耳では捉えきれない音域までカバーすることで、微妙なニュアンスも忠実に再現。聴くというより、“全身で感じるようなサウンド”を実現している。カスタムな配置と完璧なチューニングで、実際に“その場にいる”かのような臨場感を生み出し、シアター内の“どこに座っていても”理想的なリスニング環境になるよう設計されているから驚きだ！

︎アクション×笑い×モンスター。王道ファンタジー映画『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』を、IMAXで体感せよ！2023年3月31日（金）公開

© 2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, DUNGEONS & DRAGONS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. © 2022 HASBRO.

中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、クセモノ揃いの凸凹パーティが、テンポの良い笑いとアクション満載の奇想天外な大冒険を繰り広げるファンタジー映画『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』が、3月31日(金)より全国のIMAXシアター他にてついに公開される。現地時間3月10日、米・テキサス州オースティンで行われた「サウス・バイ・サウスウエスト映画祭」（SXSW）のオープニング作品として上映されるや否や、大絶賛の嵐を巻き起こしている本作。背景を何も知らずに観ても十分楽しめるが、観たらきっとその世界観についてもっと知りたくなって好奇心を刺激される魅惑のエンタメ超大作だ。

様々な種族やモンスターが生息する世界、フォーゴトン・レルム。マンドリンを背負って盗賊稼業に勤しむ吟遊詩人のエドガン（クリス・パイン）は、食いしん坊の屈強な戦士・ホルガ（ミシェル・ロドリゲス）を相棒に、闇の組織に仕える超ヴィランに殺された妻を生き返らせるため、そしてさらわれた最愛の娘キーラ（クロエ・コールマン）を連れ戻すために旅に出る。

だが、それら二つの目的を遂げるためには、特殊能力を持った仲間と運命を握るアイテムが必要であることが判明。そこで、名家出身だが、半人前で頼りない魔法使いのサイモン（ジャスティス・スミス）と、人間とモンスターの間に生まれ、あらゆる動物に変幻自在の“自然の化身”ドリック（ソフィア・リリス）、ある秘密を知る生真面目な聖騎士のゼンク（レゲ＝ジャン・ペイジ）とパーティを組むことにするが、かつての仲間である裏切り者の詐欺師フォージ（ヒュー・グラント）と最恐の魔法使いソフィーナ（デイジー・ヘッド）が彼らの眼前に立ちはだかり、いつしか世界を脅かす巨大な悪の陰謀に対峙することになる……。

ロールプレイング型ボードゲームの金字塔「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」を題材に、近年脚本パートナーとしてタッグを組み『モンスター上司』などのヒット作を飛ばしているジョン・フランシス・デイリーと、ジョナサン・ゴールドスタイン（『スパイダーマン：ホームカミング』原案・脚本）のコンビが監督・脚本を手掛け、オールスターキャストで映画化した本作。主演のみならず、本作の製作総指揮も務めるクリス・パインが、「80年代生まれの僕にとって、この映画は80年代映画の素晴らしき魅力を思い出させてくれる」と明言するように、かつて『グーニーズ』(85)に魅了された人なら一瞬で心を掴まれそうな、どこか懐かしさを感じる要素が詰め込まれつつも、クリーチャーとのバトルシーンなどではVFX技術の進化も堪能できる、まさに新時代にしか誕生し得ないファンタジーアクションなのだ。

邪悪な魔法の封印を解くことができる＜魔法破りの兜＞や、円を描いて入り口と出口を作り、400メートルを瞬間移動できる＜ここ・そこの杖＞、死んだ人を一人だけ生き返らせることができる＜よみがえりの石板＞といった不思議な魔法アイテムを駆使しながら、獰猛だがちょっと笑える巨大ドラゴンや、宝箱に擬態するミミック、ゼラチナス・キューブ（＝スライム）などのモンスターと闘い、ハラハラドキドキする罠が仕掛けられたダンジョンを、仲間と協力しながらクリアしていくシーンでは、IMAXならではの迫力と没入感により、完全に自分自身もロールプレイングゲームに入り込んでしまったかのような気分が味わえる。

なかでも、フォージの城にハエに変身して忍び込んだドリックが、ネズミからタカ、ネコ、そしてシカへと瞬時に変身を遂げながら逃げていく場面や、狂暴なアウルベアとなって戦う迫力のバトルシーン。そして本作で戦士を演じるために、さらにトレーニングで鍛えたというミシェル・ロドリゲスが繰り出す痛快アクションの数々は、IMAXで観たら興奮すること間違いなし！また、王道エンタメに欠かせないエモーショナルなシーンも、巨大スクリーンで観ることでより一層感情を揺さぶられ、思わずホロリとさせられずにはいられない。裏切り者の詐欺師というヴィランに扮した、ヒュー・グラントが醸し出す胡散臭さも最高だ。

アクションのみならず、テンポの良いコミカルな掛け合いや、難攻不落のダンジョン＆モンスター、魔法のアイテムにお宝、そして感動の家族愛まで……。それらすべてが詰まった、全部入りの王道ファンタジー映画『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』を、ぜひとも頭を空っぽにしつつ、IMAXの巨大スクリーンと最高峰の音響で体感して欲しい。

（文／渡邊玲子）

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