「ぐるナイ」に『神風怪盗ジャンヌ』登場（画像はイメージ）

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【いま注目のトレンドワード・257】 Twitterではアニメやマンガに関するワードが話題になることも多い。2月23日には『神風怪盗ジャンヌ』がトレンド入りした。作品のファンからは昔を懐かしむ声が上がっているが、一体なぜトレンド入りしたのだろうか。

●男女問わず大人気の少女漫画が再び話題に！



　『神風怪盗ジャンヌ』とは種村有菜先生原作のマンガ作品で、1998年から少女マンガ雑誌『りぼん』で連載されていた。累計発行部数550万部を超える大ヒットになり、99年にはアニメ化もされている。

　美しい芸術品を鮮やかに盗み出す怪盗ジャンヌが、ある日謎の怪盗・シンドバッドから勝負を挑まれるというストーリー。普段は普通の高校生を演じる2人が織りなすアクションと恋愛要素が混ざった人気作だ。

　約25年前のマンガが今トレンド入りした理由は、TV番組「ぐるぐるナインティナイン」がきっかけ。コスプレした芸能人を当てる人気コーナー「ダレダレ？ コスプレショー」の中で、『神風怪盗ジャンヌ』の主要キャラクター・怪盗シンドバッドのコスプレが登場。番組を視聴していたファンからは「シンドバッドのコスプレがかっこいい！」「全国放送でジャンヌを見る日が来るなんて」と喜びのコメントが多く見られた。

　ちなみにコスプレをしていた芸能人はタレントの山田邦子さんだったが、完成度が高すぎて誰か予想できなかった視聴者も多かったよう。種村先生自身もTwitterで「感激です、ありがとうございます」「山田邦子さんって全然わからなかった」と喜びと驚きの声をツイートしている。

　少女マンガといえば女の子向けのイメ―ジが強いが、Twitter上では「男ですがジャンヌ大好きでした」との声も見られる。性別関係なくファンを魅了しているのも、『神風怪盗ジャンヌ』が名作である理由かもしれない。（フリーライター・井原亘）

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■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている