三菱、謎の「新型車」を公開!? 流麗スタイルのSUVを投入か? “匂わせ”コメントとともにインドネシアモーターショー出展へ

写真拡大 (全2枚)

真っ黒のシルエットは昨年公開のコンセプトカー“似”!?

 三菱のインドネシア法人は、2023年2月16日から11日間開催される2023インドネシア国際モーターショーの同社ブースで、新型コンセプトカーの公開を示唆する画像を公開しました。

ベールの中にはどんなクルマが?

 公開された画像には、インドネシアで販売されているクルマが並べられ、SUVの「アウトランダー」や「パジェロスポーツ」、3列シートミニバンの「エクスパンダー」「エクスパンダークロス」、さらにピックアップトラックの「トライトン」が並んでいます。

【画像】三菱新型「流麗SUV」がめちゃイケてる! 画像で見る(25枚)

 そしてその中央には、黒くシルエットとなったクルマが映し出されており、2022年10月に三菱がベトナムで開催された「ベトナムモーターショー2022」で公開した「XFCコンセプト」のようなリアフェンダー周辺が盛り上がった特徴を持つクルマが登場することを示唆しています。

 XFCコンセプトは、三菱のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を進化させ採用しているほか、SUVらしい力強く堂々とした佇まいと、スマートなボディラインを描くことで、スタイリッシュでスポーティなデザインを特徴としています。

 内装は、悪路走行時の車体姿勢の変化を感じさせやすい水平基調のインストルメントパネルを採用し、後席にゆとりある足元スペースを確保することで、クラストップレベルの快適性を実現するなど、扱いやすいボディサイズと広々とした室内空間・ラゲッジルームが両立されました。

 最低地上高は高く確保されたほか、大径タイヤによって悪路走破性にも配慮され、走行モードとして三菱車初採用のWET(ウェット)を含む、NORMAL(ノーマル)、GRAVEL(グラベル)、MUD(マッド)の全4モードが設定されます。

 なおインドネシア三菱は、「ベトナムモーターショー2022でコンパクトSUVタイプの初のグローバルモデルを発表した後、XFCコンセプトはインドネシアにも登場するのでしょうか?」と何らかの含みを持ったコメントとともに画像を公開しており、このシルエット化されたクルマがXFCコンセプトであるかは定かではありません。

 インドネシア三菱が、インドネシア国際モーターショー2023でどのようなクルマを公開するか、期待が高まります。

※ ※ ※

 なお、XFCコンセプトは2023年度にベトナムを含むアセアン各国への市販モデル投入を予定しており、さらに電動車の追加やアセアン地域以外への展開も計画しているといいます。