マスクの着用は個人の判断を基本とする栃木県の方針を受けて、医療機関と飲食店は3月13日以降について、どのように考えて対応していくのか聞きました。

 県の方針を受け、栃木県医師会の稲野秀孝会長は自分が感染しないように、そして相手に感染させないようにする思いやりの考えと行動が大切だと指摘します。一方、宇都宮市の中心街、釜川沿いにある居酒屋では、これまで客には会話をする時にマスクを着用するよう求めていました。

 県内で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されてから、2月22日で3年を迎えます。飲食業界はこの3年間、休業を余儀なくされることもあるなど厳しい時期を送ってきました。店の店長はまだ完全に安心はできないながらも、「ようやく」と胸をなでおろしました。