栃木市にある「みかも山公園」ではフクジュソウが咲き始め、一足早く春の訪れを告げています。

 フクジュソウはキンポウゲ科の多年草で、直径3センチから4センチほどの黄色い花をつけます。栃木市岩舟町にある「みかも山公園」では公園東口の広場に自生しています。公園の管理事務所によりますと今シーズンは雨が少なかったことと寒さの影響で例年よりも開花が遅れ気味で、先週からつぼみがふくらみはじめて、ようやく花が咲き始めたというということです。

 フクジュソウの見ごろは3月上旬までで晴れた日の正午過ぎ、気温が上がった時が最も美しく咲くということです。

 また、同じ場所ではセツブンソウが小さな白い可憐な花を咲かせているほか、二ホンスイセンも咲き始め、これから見ごろを迎えます。

 みかも山公園の「早春の花まつり」は4月2日まで開催していています。