桜の名所としても知られる鹿沼市の千手山公園で11日新たな桜の苗木が植樹されました。

 この取り組みは飲料メーカーの「伊藤園」が商品の売り上げの一部を全国の桜の植樹や保全活動に寄付して行っているもので、2019年から始まった「わたしの街の未来の桜プロジェクト」ではこれまでにおよそ1200本の桜が全国各地で植樹されました。

 伊藤園によりますと県内での植樹は日光市に続いて鹿沼市が2カ所目です。およそ300本の桜がある千手山公園で行われた植樹活動には、鹿沼市の佐藤信市長や地域の親子およそ40人が参加して病気に強いという品種「ジンダイアケボノ」の苗木3本が植えられました。幹の成長には時間がかかりますが早ければ、来年の春には花を咲かせるのではないかということです。